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【乳がんは進行するとどうなる?】症状・治療の違いと早期発見が大切な理由

「乳がんが進行すると、どのような症状が出るのでしょうか」「早く見つかった場合と、進行してから見つかった場合では、治療はどう変わるのでしょうか」。乳がんについて調べる中で、このような疑問を持つ方もいらっしゃるかと思います。乳がんは、進行の程度やがんの性質によって、必要な治療が異なります。早期に発見することは、治療の選択肢や身体への負担、その後の生活を考えるうえでも大切です。今回は、六本松乳腺クリニック院長・榎本康子が解説した動画の内容をもとに、乳がんの進行に伴う症状と治療の違い、早期発見の大切さをお伝えします。

乳がんが進行すると、乳房や全身に症状が現れることがあります

乳がんが進行すると、乳房のしこりが大きくなり、周囲の組織や皮膚に広がることがあります。皮膚の表面までがんが及ぶと、ただれや出血、においなどが生じる場合もあります。

さらに、乳房から離れた臓器にがんが広がる「転移」が起こると、その部位に応じた症状が現れることがあります。例えば、骨への転移では強い痛み、肺への転移では息苦しさ、肝臓への転移では倦怠感などが見られる場合があります。

ただし、症状の現れ方は人によって異なり、痛みやだるさがあるからといって、乳がんの転移と判断できるわけではありません。乳房の変化や続く体調不良が気になるときは、医療機関で原因を確認しましょう。乳がんの症状・転移について(国立がん研究センター)

乳がんの進行する速さには個人差があります

乳がんには、比較的ゆっくりと大きくなるものもあります。しかし、すべての乳がんが同じ速さで進むわけではありません。がんの性質によっては、短期間で変化する場合もあります。

そのため、「乳がんはゆっくり進むと聞いたから、しばらく様子を見てもよい」と、ご自身だけで判断することは避けていただきたいと思います。

しこりの大きさや痛みの有無だけでは、病気の種類や進行の程度はわかりません。気になる変化に気付いたら、早めに診察を受けることが大切です。

早期の乳がんと、進行した乳がんでは治療がどう変わるのでしょうか

早期の乳がんでは、手術でがんを取り除く治療を中心に、必要に応じて放射線治療や薬物療法を組み合わせます。薬物療法には、ホルモン療法、抗がん剤、分子標的薬などがあり、がんの性質や再発リスクに応じて選択します。

乳房や周囲の組織に広くがんが及んでいる場合には、先に薬物療法を行い、がんを小さくしてから手術を検討することもあります。一方、骨や肺、肝臓など離れた臓器への転移がある場合には、全身に作用する薬物療法が治療の中心になります。

このように、治療は「進行しているかどうか」だけでなく、どこまで広がっているか、どの薬が効きやすいかなどを踏まえて考えます。早期であっても薬物療法が必要な場合があり、進行した場合にも病状に応じた治療の選択肢があります。乳がんの治療について(国立がん研究センター中央病院)

早期発見は、治療の負担を抑えることにもつながります

乳がんを早期に発見できると、治癒を目指した治療を行いやすくなります。また、がんの大きさや広がりによっては、切除する範囲を小さくできたり、必要な治療を少なくできたりする可能性があります。

例えば、がんが乳管内などにとどまる「0期(非浸潤がん)」では、治療内容によっては手術だけで終わる場合もあります。

ただし、早期であれば必ず手術だけで済む、再発しないというわけではありません。適切な治療を受け、その後も必要な診察を続けていくことが大切です。

早期発見には、身体への負担を抑えるだけでなく、仕事や家庭生活との両立を考えながら治療に取り組みやすくなるという意味もあります。

「症状がないから大丈夫」と思っていませんか

乳がんは、しこりや痛みなどの自覚症状がない状態で見つかることもあります。乳房の奥にある病変や小さな病変は、ご自身で触れても気付けない場合があります。

こうした変化を調べるために、マンモグラフィや乳腺エコー(超音波検査)などの画像検査を用います。どの検査が必要かは、年齢や乳房の状態、症状、ご家族の病歴などを踏まえて判断します。

症状のない40歳以上の女性には、2年に1回のマンモグラフィによる乳がん検診が推奨されています。検診で「要精密検査」となった場合は、症状がなくても必ず詳しい検査を受けましょう。乳がんの予防・検診について(国立がん研究センター)

一方、しこりや乳頭からの分泌物、皮膚のくぼみなどの変化がある場合は、検診の時期を待つ必要はありません。症状があるときは、年齢にかかわらず早めに受診してください。

乳房の不安は、一人で抱えずにご相談ください

「検査を受けるのが怖い」「忙しくて受診できていない」「小さな変化なので相談するほどではないかもしれない」。そのようなお気持ちから、受診を迷われる方もいらっしゃると思います。

六本松乳腺クリニックは、福岡市中央区六本松にある、女性医師・女性スタッフによる乳腺専門クリニックです。乳房のしこりや痛み、分泌物などの診療から、乳がん検診、精密検査まで対応しています。

乳房の変化が気になる方も、検診について相談したい方も、お気軽にご相談ください。患者さまの不安や疑問を伺いながら、必要な検査について丁寧にご説明いたします。

今回の動画では、榎本院長が乳がんの進行と早期発見についてお話ししています。記事とあわせて、ぜひご覧ください。

院長

乳がんは、早期発見・早期治療が大切な病気です。一方で、乳房の診察や検査に対して不安を感じ、「女性医師に相談したい」「女性スタッフに対応してほしい」とお考えの方も少なくありません。六本松乳腺クリニックでは、乳腺外科を専門とする女性医師が診療を担当し、乳がん検診から精密検査、乳がんの診断、治療のご相談まで一貫して対応しています。マンモグラフィや乳腺エコーなどの検査も女性スタッフが担当しており、初めて乳がん検診を受ける方や、乳房の診察に不安がある方にも安心して受診いただける環境を整えています。乳房のしこりや痛み、乳頭からの分泌物など、乳がんが心配な症状がある方はもちろん、「検診を受けた方がよいか迷っている」という方も、お気軽にご相談ください。一人ひとりのお気持ちに寄り添い、わかりやすい説明を大切にしながら、安心して受診いただける乳腺専門クリニックを目指しています。

アクセス・診療時間

地下鉄七隈線「六本松駅」近くに位置し、福岡市内各エリアから通院しやすい立地です。中央区をはじめ、博多区・東区・南区・城南区・早良区・西区など、福岡市内各方面から公共交通機関でアクセスしやすく、通院にも便利な環境です。

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