WEB予約
電話予約
アクセス
乳房の病気

【乳輪下膿瘍】乳頭の痛み・しこりの原因とは?

【乳輪下膿瘍】乳頭の痛み・しこりの原因とは?症状・原因・治療法を解説

「乳頭の周りが痛い」
「乳輪の下にしこりができた」
「赤く腫れて熱を持っている」

このような症状がある場合、「乳輪下膿瘍(にゅうりんかのうよう)」という病気が原因かもしれません。

乳輪下膿瘍は乳がんとは異なり、細菌感染によって起こる病気ですが、強い痛みや腫れを伴い、再発を繰り返すことも少なくありません。

今回は、乳輪下膿瘍の症状や原因、治療方法についてわかりやすくご紹介します。


乳輪下膿瘍とは?

乳輪下膿瘍とは、乳頭・乳輪の下にある乳管(母乳の通り道)に細菌が感染し、膿(うみ)が溜まる病気です。

乳管の中で感染が起こることで膿が形成され、炎症が進行すると乳輪の下にしこりとして触れるようになります。

乳がんとは異なる病気ですが、症状だけでは見分けがつきにくい場合もあるため、自己判断せず乳腺専門クリニックを受診することが大切です。


どのような症状が現れますか?

乳輪下膿瘍では、次のような症状がみられます。

  • 乳頭や乳輪周囲の痛み
  • 乳輪の下のしこり
  • 赤みや腫れ
  • 熱感
  • 膿が溜まることで皮膚が盛り上がる
  • 炎症が強くなると乳房全体が腫れることもある

特に痛みが強く、日常生活に支障をきたすほどになる場合もあります。


どのような方に多い病気ですか?

乳輪下膿瘍は、次のような方に多くみられます。

陥没乳頭の方

陥没乳頭では乳頭の内部に汚れが溜まりやすく、細菌が繁殖しやすい環境になります。そのため感染を起こしやすく、乳輪下膿瘍の原因となることがあります。

喫煙される方

喫煙者は乳輪下膿瘍を発症しやすいことが知られています。

乳頭の痛みやしこりがある喫煙者では、乳輪下膿瘍が疑われることがあります。


なぜ乳輪下膿瘍になるのでしょうか?

乳輪下膿瘍の多くは細菌感染によって起こります。

乳頭や乳輪の皮膚から細菌が入り込み、乳管内で感染を起こすことで膿が溜まります。

また、

  • 陥没乳頭で汚れが溜まりやすい
  • 皮膚が乾燥して傷ができている
  • 掻きむしって皮膚のバリア機能が低下している

といった状態も感染のきっかけになります。


なぜ再発しやすいのでしょうか?

乳輪下膿瘍は、一度治療しても再発することがあります。

特に陥没乳頭が原因となっている場合は、細菌が繁殖しやすい環境が残るため、何度も炎症を繰り返してしまうことがあります。

再発を繰り返すケースでは、形成外科で陥没乳頭の治療(乳頭再建術)を検討することもあります。


診断・治療はどのように行いますか?

乳輪下膿瘍が疑われる場合には、まず乳房の状態を詳しく調べます。

画像検査

  • 乳房超音波(エコー)
  • マンモグラフィ

これらの検査で膿が溜まっているかどうかを確認します。

必要に応じて細菌検査

針で膿を採取し、細菌培養検査を行うことで原因菌を調べます。

治療

まずは抗菌薬(抗生物質)による治療を行います。

膿が大きく溜まっている場合や、抗菌薬だけでは改善しない場合には、膿を排出する処置や手術が必要になることがあります。


気になる症状があれば早めの受診を

乳輪下膿瘍は、放置すると炎症が悪化し、痛みや腫れが強くなることがあります。

また、陥没乳頭が原因となっている場合には再発を繰り返すことも少なくありません。

乳頭の痛みや乳輪周囲のしこり、赤み、腫れなどの症状がある場合は、早めに乳腺専門医へご相談ください。

六本松乳腺クリニックでは、エコーやマンモグラフィによる検査を行い、症状に応じた適切な診断・治療をご提案しています。


まとめ

乳輪下膿瘍は、乳頭や乳輪の下で細菌感染が起こり、膿が溜まることで発症する病気です。

特に陥没乳頭の方や喫煙される方に多くみられ、痛みやしこり、腫れなどの症状が現れます。抗菌薬による治療で改善することもありますが、再発を繰り返す場合には原因に対する治療が必要になることもあります。

乳房の痛みやしこりが気になる場合は、「様子を見る」のではなく、早めに乳腺専門クリニックで診察を受けることをおすすめします。

院長

乳がんは、早期発見・早期治療が大切な病気です。一方で、乳房の診察や検査に対して不安を感じ、「女性医師に相談したい」「女性スタッフに対応してほしい」とお考えの方も少なくありません。六本松乳腺クリニックでは、乳腺外科を専門とする女性医師が診療を担当し、乳がん検診から精密検査、乳がんの診断、治療のご相談まで一貫して対応しています。マンモグラフィや乳腺エコーなどの検査も女性スタッフが担当しており、初めて乳がん検診を受ける方や、乳房の診察に不安がある方にも安心して受診いただける環境を整えています。乳房のしこりや痛み、乳頭からの分泌物など、乳がんが心配な症状がある方はもちろん、「検診を受けた方がよいか迷っている」という方も、お気軽にご相談ください。一人ひとりのお気持ちに寄り添い、わかりやすい説明を大切にしながら、安心して受診いただける乳腺専門クリニックを目指しています。

資格

日本外科学会専門医
日本乳癌学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本乳がん検診制度管理中央機構 マンモグラフィ読影認定医
日本乳がん検診制度管理中央機構 乳房超音波A判定
緩和ケア研修会修了

所属学会

日本外科学会
日本乳癌学会
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
日本臨床外科学会

アクセス・診療時間

地下鉄七隈線「六本松駅」近くに位置し、福岡市内各エリアから通院しやすい立地です。中央区をはじめ、博多区・東区・南区・城南区・早良区・西区など、福岡市内各方面から公共交通機関でアクセスしやすく、通院にも便利な環境です。

地下鉄でお越しの方

福岡市地下鉄七隈線「六本松」下車。3番出口より徒歩1分

バスでお越しの方

西鉄バス「六本松」下車。徒歩1分

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


関連記事

PAGE TOP